Media Summit 1 / 共同記者会見 僕にとって2018年五輪とは

こんばんは。今週は9月24から27日までユタ州のパークシティでメディアサミットが開かれ、情報が一気に流れ込んできました。

今週末からジャパンオープンが始まり、また情報がいっぱいに溢れてしまうと思うので、忘れないうちにメディアサミットでのネイサン情報をまとめておこうと思います。

そもそもこのメディアサミットってなんだったのというと、来年の平昌オリンピック、パラリンピックにアメリカ代表として派遣される候補選手を100人以上を招待し一堂に集めて、新聞、雑誌、放送局、デジタルメディア、フォトジャーナリスト達にインタビューや撮影等の機会を与えるというものです。フィギュアスケート選手達もそうして招待された人たちの一部です。

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これは記者会見です。ネイサンの部分は1:40くらいから始まり、その後記者からの質問に他の選手と一緒に答えています。

 

以下翻訳です。

 

Q:五輪シーズンを迎えての今の気持ちについて

今シーズンは自分にとってもっとも大きな意味のあるシーズンです。ずっと長い間、五輪に出ることを夢見続けてきました。もちろんまだ代表入りしたわけではありませんが、五輪代表になるんだという決意のもと、これまでやってきたことのすべては、オフシーズンも含めて、一年、その次の一年と積み上げてきましたが、五輪の夢を叶えるためのものでした。自分には素晴らしいコーチ、トレーナーがいます。彼らは僕と向き合って、適切なプランを策定してくれて、シーズンを迎えるにあたり、どうヘルシーでいられるか、靴を万全にするか、クワドを含めて行う必要のあるすべてに耐えうる身体の状態を維持するかを考えてくれています。そしてそれが今の僕の気持ちの状態です。

Q:長年五輪を夢見てきた、とおっしゃっていましたが、これまでの月日の流れを長いと感じるのか、それともあっという間と感じになっていられますか

3年前ここにいることなど想像もできなかったし、本当に早く感じます。だけど2018年五輪は僕が年齢的に資格のある最初の五輪として意識し、10歳のときに2010年の全米大会でインタで聞かれたとき2018年って答えたように、その頃からずっと頭にありました。僕は五輪の開催都市、ソルトレイクで生まれました。文字通り五輪への思いがあるからこそ今日までスケートを続けられました。そう、3歳から今まで五輪のことをずっと考えてきていました。五輪は、 僕の夢であり目標なんです。

Q:男子3枠を巡る争い、代表選考基準変更への対応について

今年から国内選考基準が変わりそれまでの全米重視から、シーズン全体を通じて安定性がチェックされ、海外選手との比較で競争力があるかも評価されるようになりました。ですから、僕が持っている技術的なエレメンツ他すべてをどの試合でも発揮して、安定していることを見せたいです。技術的、表現面もさらに伸ばして、他の選手にも勝てるところを見せたいですね。

Q:トータルパッケージをどのように実現するか。新プロについて

シーズン初めにラファにPCSを上げるにはどうしたらいいのかと相談したら、ローリーニコルとシェイリーンボーンのところに行ってくるようにと言われました。ローリーにはフリーを、シェイリーンにはショートをお願いしようと、僕が決めました。これまで彼女達に振付けてもらったことはありませんでしたが、以前から二人の作品は素晴らしいと思っていたので、振付をお願いすることに。ローリーの振付けは約1週間で完成。いろいろなアイデアやストーリーラインを示してくれて、おかげで音楽や動きの意味を理解することができました。シーズンに前に表現面の改善する上で本当に助けていただきました。

シェイリーンは僕の去年のバレエをベースのものとは全く違うコンテンポラリーなスタイルを提案してくれましたし、それを僕は自分のものとして取り込むことができています。全くこれまでのものと違いますし、comfort zone (慣れ親しんだ、居心地のいいと思うもの)の外側にあるものでしたが、この音楽が大好きになり、自分に繋がっていると感じるようになり、観ている人にもそれがわかってもらえると信じています。

 

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各選手ともChamps Camp受けたメディアトレーニング研修の成果を実地で披露する機会を持てたようですね。自分が代表に選ばれることが相応しいかをどのように言葉でアピールするのか、個性が見れて興味深かったです。饒舌なジェイソン、我が道をゆき、自分を笑いのネタにもできるチャーミングなアダム。
シブシブのひでおさんは、今アメリカダンスの他二組も追い上げてきているのを意識してか、自分たちが4年前よりも成長していることを強くアピールしていました。隣のマイヤちゃんが頼もしいです。未来ちゃんは落ち着いて、肝が座っていました。

ネイサンも緊張した面持ちでしたが、素敵なメッセージを発信できました。2010年の全米大会でインタに言及できたのは、最初から準備していなかったと思いますが印象に残りますよね。
シャイですが、ネメシスについて話すときは話す早さも熱さも加速していって、本当にネメシスに自信があるんだなと感じました。

メディアサミットについては、また続きます。See You!

 

 

Getty Image の写真がお気に入りのようで、「今回僕のニューアルバムのジャケット手伝っていただきました」(helping me shoot my new album cover )って冗談もいっています。
存在の耐えられないかっこよさです。悔しいです(笑)

 

 

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