Hi! This is the translation of a TEAM USA’s comprehensive article about the continued and growing trend of Asian American skaters in the USA.
チームUSAのサイトに、5月のアジア太平洋諸島系米国人の文化遺産継承月間をきっかけに書かれた記事があり、良記事でしたので急ぎ要約して翻訳しました。ネイサンやカレンの全米優勝、そして最近ではヴィンスの活躍もあって、アメリカでアジア系のスケーターが強くなったんだなあ、とは感じてはいますが、この記事は網羅的に記述されていて、ああそうか、チョックさん、マービン君とか他にもたくさんいるんだとか思って読んでいました。
Team USA, Asian Skaters (リンク先）
（要約）
同じチェンという姓をもつ、カレンとネイサン。全米チャンピオンのシングルス競技で、男女揃ってチャンピオンがアジア出身であったのは初めてです。
ネイサン「知らなかった。本当にすごいことだと思う」「僕たちは背景は似ています。両親は子供がスケートを通じ成功するための機会を多く与えてくれようと尽くしてくれました。カレンと僕が表現していることは、彼らがどのような人間であるか、子供をどのように育てたかということだと思います」
同様にアジア系バックグランドの米選手として、まずクリスティヤマグチ、ミッシェルクワンのようなロールモデル、スーパースター的存在の選手がいる。さらに、シブタニズ、マディソン・チョック（中国とハワイ系の祖先を擁している）もいる。今季の米国男女シングルスのトッププログラム38人のうち、15人がアジア人を占めて39％。米国人のアジア系アメリカ人口は6％未満であることを考えると大きい数字だ。五輪、世界チャンピオンの羽生結弦などアジア人の国際的な復活が世界的に注目されている。ネイサン「アジアの選手は自分たちのスケート能力の潜在的能力を知っていて、そのことが本当に素晴らしいと思う」
さらに、ミライ、キャロラインジャン、アンジェラワン、テッサフォン。今年全米で銀メダル、ジュニアタイトルを獲得し、五輪代表候補としての可能性を遺憾無く披露した16歳のビンセント・ゾウ選手。カンボジア・ベトナム系のマービントラン。ネイサン自身はプルシェンコに惹かれてスケートを始めたと言われているが、母親はミッシェルクワンの大ファンで彼女の演技はテレビで食い入るようにして観ていた。
こうしたアジア系の選手の活躍の背後には、移民その他の障害を経てきた両親の犠牲があること、スケート界が彼らを両腕を広げて歓迎してきてくれたことがあるだろうと、スケーターも感謝をしている。ネイサン「多分、僕自身が感じてきたより両親はマイノリティであることを意識しているでしょう」「子供の時リンクでスケートをしているときは、50人滑っている子のうち僕だけが男の子。多分自分が意識していたのはそのことだけだったんじゃないかなあ（笑）。でも成長するにつれて出る試合ごとに次々アジア系の選手に会うようになり、クールだなあと感じるようになった」
今年の全米の熱狂を来年のサンノゼ大会で再現できるか。カレンは「多くの人々、アジア系アメリカ人の子供に勇気を与えたい」と目標を語る。クワンはアジア系選手だけではなく、ハーレムで行われたチャリティでは、メリルディビス、アシュリー等の選手によっても最も尊敬する選手と挙げられている。
ヤマグチは、ティファニー・チン(1984年サラエボオリンピック女子シングル第４位、中国系アメリカ人）がロールモデル。「アジア系アメリカ人だからといってスケートを始めた訳でもないのですが、尊敬できるロールモデルがいることは素敵なことです」と今後もカレンとネイサンの活躍を期待する。
両チャンピオンとも自らのアジア系の伝統を誇りに思っているようだ。
カレン「子供の頃は台湾でよく過ごしましたし、祖父母と近くにいることは感謝しています。中国系の伝統を誇りに思い、それが今の自分らしさの基礎となっていることも誇りに思っています」。ネイサン「特に親が僕に中国人的な影響を押し付けることはなかったと思う。でも、親の考え方、振る舞い方から、そういう影響を受けていると思いますし、そのことに感謝しています。５人兄弟の末っ子であることも含めてそういうことがすべて、スケーターとしての僕に影響を与えています」
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それにしてもこの二人はよくツーショットで紹介されますね。
アメリカ女子大好き。スパイラル、スピンが美しいし、音楽を自分なりに解釈しようという姿勢が観ていて楽しいから。アジア系の選手、という風に意識しては観たことはないのですが、金髪でキラキラ感の溢れる選手、アシュリーやマライヤも大好きです。グレーシーのことも気になりますね。
