Stars On Iceに行ってきました。Spokane-Part 2

こんにちは!SOI Spokane (第一部)観戦記の続きになります。

ジェイソン・ブラウン 選手です。ハミルトン!

“The Rome Where it Happens” (Hamilton Original Broadway Cast) by Jason Brown

ジェイソンはさすがジェイソン、って思いました。歓声も大きい。

「この瞬間を生きるんだ」という思いで滑っている感じがします。

ジェイソンと言えば、底抜けに明るい選手。実際に彼はそうなんだろうし、輝くようなその笑顔を見ると誰もがそう感じますよね。だけど、彼の最近のYoutubeブログを見ると、五輪に行けなかったことがどれだけ辛かったか、そのショックからどう立ち直るかの思いが綴られており、それまでの見方変わりました。このジェイソンのYoutube ブログまだ観られていない方がいたら、是非観てくださいね。こちらです。

私なりに翻訳もしてみました。

 

Owing Your Story ,  自分の人生、経験として背負う、ってことでしょうか。owe っていう動詞は、名詞形ではownershipであり、 自分のものとして責任持つ(have it as an obligation)という意味がありますが、誰か他人の経験としてやり過ごすんじゃなくて、自分自身の人生の一部として受け容れる。人生ってああすればよかった、こうすればよかった、ということの連続で(そうじゃない人もいるでしょうが)、でも一たび起きてしまった以上、それを受け容れて生きるしかないよね、っていうテーマをジェイソンが話しているんじゃないかと思いました。これを読んで、グッとこの人を近くに感じました。(この後のmeet & greetでそう伝えたんですが、伝わったかなあ)

そう、今回のSOIに出演した選手には、一定の長いキャリアの中で、それぞれそんなストーリーがあるって感じました。未来ちゃん然り、アダム然り、アシュリーもそうで、だから今回のSOIはジーンと来るのかなあ。

 

ジェイソンについては、またSeattle編で動画を掲載したいと思います。楽しみにしてくださいね。

長洲未来ちゃん

 

“Body Language” (Queen) by Mirai Nagasu

このBody Language は未来ちゃんの魅了がぎっしりと凝縮されているプロではないでしょうか。抜群のリズム感、躍動感、それに呼応するような美しい筋肉。DTWSで発揮されたダンスの表現が、さらに氷の上でも活かされていていて、未来ちゃんは最強にかっこいいです。彼女についてはまたあとで詳しく。

 

 

 

そしてアダム・リッポン選手

 

IMG_0188 from tamamification on Vimeo.

 

“Remedy” (Adele) by Adam Rippon

 

サンノゼ全米選手権から平昌五輪を経て、その後の彼の軌跡を誰が予想できたのかしら。

はあ。

それでも彼は全然変わっていなかったです。いや、スケートは一段と磨きがかかり、隙がなかったです。

このRemedyっていう歌の歌詞を聴くと、

I remember all of the things that I thought I wanted to be
So desperate to find a way out of my world and finally breathe
Right before my eyes I saw

こうなりたいと思ってた自分を思い出す
自分の世界から抜け出す道を見つけ出して 呼吸しようと必死だった
それはこの目に あのシーンを映すまでの話

全訳はこちらの方がされています→ 全訳

 

このRemedy っていうプロをどうして選んだんだろう、かわかる。派手な衣装じゃなくて、代表になる前の去年の夏The ICE で着ていた自作のTシャツ衣装を今また着ているのかも、わかる。どんなにセレブになっても、アダムはやっぱりアダムだなあ、ってしみじみ思いました。

エッジの音もいいですね。

(私があげた動画、もしかしたらブロックされて観えないようですね。残念。仕方がないので、Youtubeで他の方がアップされているものをお借りして、こちらに貼らせていただきます。)

 

 

余韻に浸ってなかなか進みません。今回の最後は、Shape of You。 ああ、ついにこれを生で観れるんだ!って興奮しちゃって、カメラのことは忘れてしまいました。故に動画も途中です、ごめんなさい。
次回、Feel it Still の動画をアップします。

前から聞いてみたかった、アシュリーとダンスすることへの照れみたいなこと。「『やって』って頼まれるんじゃなくて、もう『やりなさい」って言われたの」って、ネイサンが答えてくれました。苦笑していました。

ネイサン、座っているときは、お姉さん(アシュリー、マディ、メリル)やお兄さん(ザック、チャーリー、アレックス)に「大丈夫か?」と労られるというのか、いじられるような感じなんですが、滑り出すと、ちょっと猫背なのも逆に鯔背にみえて素敵でした。

私もニューヨーク・サルサを少し習ったことがあるのですが、基本ステップのところ、ネイサンもアシュリーと一緒に先生に習ったんだろうな、と想像すると笑いが込み上げてきました。

 

 

 

今回も観てくださりありがとうございます!

 

 

 

 

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