7月2010

Story of Brandon Mroz

 

 

いつもこちらにコメントをくださるPOPO様が教えてくださった、icenetwork記事を翻訳しました。
表情が優しくて、でもちょっと頼りなげな感じな彼。

でも彼のほんとの姿を垣間見せてくれたような、よい記事でした。

 

 翻訳

「ブランドンの音楽の選択は彼のスケートに合っていない」とフィギュアスケート解説者Sandra Bezic(以下、サンドラ)が発言したのは先シーズンのことです。

「やりにくそうに見えた」先週そうインタビューに答えてくれました。

一方、トムコーチはムロズについて彼の父親に相談をすると、

「ブランドンの振り付けは、じゃあ、その “Bezich”にやらしてみてくれよ」といわれました。トムコーチは「親父さん、わかったよ」と答えましたが、はたと「それっていい考えかも」と思いました。 

サンドラ
「トムコーチから電話があったとき、何かしら建設的な意見を言ってさしあげなきゃ、自分の発言の意図について詳しく説明をしなくてはならないと感じました。」
「トムから自分に振付を頼むといわれたのですが、いろいろ理由があってそれはご辞退し、そのかわりに、出来る限りで助言をすることにしました。」

 サンドラ(Sandra Bezic)は、1990年代初めおそらく世界でも最もよく知られたスケートの振付師でしょう。その振付によりボイタノを見事に改造し、彼を1988年の金メダルに導きました。ここ数年は、主にテレビで解説者をしていますが、何人かのスケーターも見ており、音楽のアイディア、コンセプトの相談にのっています。

 サンドラ
「実際のステップを考えたり、ターンや回転は足りているのかなどの心配をせずに選手と関わることができるというのは、本当に贅沢なことです。

選手の考え方などについて、自由に意見をぶつけます。それがときには、今の採点システムの中にあっても、なにか新しいアプローチが生まれるきっかけとなったり、その選手の新しい一面を切り開くこともあるんです。
選手に繰り返し言っていることは、『観客は選手に単に技術的に難しいことを求めているのではなくて、心に来るものを求めているんだよ、それを忘れてはだめだよ』ということです。」

 トムとムロズと先週サンドラとのセッションはどうかと聞いてみました。

 ムロズ
「まさに金のチケットを当てたという感じでした。少しずつ言葉を交わしているのですが、出来る限りの助言をもらっています。去年、サンドラは、去年のプログラムは自分には合っていなかった、もうちょっとやりようがあるのに、と述べていました。トムコーチも僕も、彼女が自分を見てくれたらいいなあ、自分からもっと感情というものを引き出してくれたらいいな、と思っていました。」

 ムロズとトムは、最近トロントでサンドラと3日間集中的なセッションをしました。秋にもう一度トロントに行き、プログラムを練る予定です。Leonard BernsteinOn the Waterfrontを今シーズンのフリープログラムにとサンドラは推奨しています。

 ムロズ
「音楽がすごく力強いんです。Hugo Chouinard氏が編曲をしてくれました。トムコーチが要素を組み立て、ディクソン氏が振付の大枠を考え、さらにステップシークエンスを担当してくれました。サンドラからは動きと感情の表現の仕方につきアドバイスをもらいました。完全なコラボレーションです。」

「サンドラには僕についての話をちょっとして、それから、僕の家族が今まで経てきたことも話しました。 自分のスケートの中に、これまでの人生を盛り込もうとしてくれていて、それが今回のプログラムの強さと力になっていると思う。」

 2005年、ムロズの弟スペンサーと母親は車の交通事故で重傷を負いました。スペンサーは下半身不随となってしまい、現在車椅子の生活をしています。

 ムロズ
「こんな経験をしたら、いつもそれは頭から離れないよ。」
「僕の強さと性格をこのプロの中に盛り込みたい、とサンドラは言ってくれている。もっと自分色を出して欲しい、と言ってくれている。」

サンドラ
「そんなに難しいことを言っているつもりはないのです。ただ、単にキャラクターを描くのとは違う。ブランドンが、スケートを通じて、自身の人生体験を引き出すことが、カタルシス(精神浄化作用)となるのだと思う、だから『ブランドンのプログラム』と言われるようなものを演じて欲しい、と励ましています。『自分を表現する巡礼では、本当の自分をさらけ出す勇気をもって欲しい』とも。
今回の音楽が、うまくブランドンから強い感情を引き出してくれて、私自身の感じていることと、彼の描くストーリーとが重なっているのを、プログラムのなかではっきりみることができました。どうか、トムディクソンとともに、彼らしいプログラムを作って!と励ましています。」

 トム
「『ファンがブランドンに求めているのは正直さなんだ』、とサンドラは繰り返し話しています。」
「今の採点システムのなかでも、ブランドンが良さを発揮して、それが評価されるんだということを示せるよう導くことに、サンドラは興味を持っているようです。つまり、ルールどうこうではなくて、感情を表現することによって何かプラスの要素をもらえるようなればいい。今のシステムの中でも充分それは可能なんだから、とサンドラは考えているようです。」

「今回のプロの目標は他の誰もがやっていない、何かを創り出すことです。」

 ムロズはショートも新しいものにします。歌劇Barber of Sevilleであり、振付は、フリーと同じトムディクソン氏。ムロズの好きな楽器、チェロのバージョンです。

ムロズ
「まだ、完成はしていません。フリーの練習で先週は忙しかったので。でも一年を通じて、トム・ディクソンにショート、フリーも見てもらいつつアドバイスを受けることができるので、とても恵まれていると思います。」

 スケートのことはしばらくおいて、オフ・アイスの生活について聞きました。

 ムロズ
「この夏はとても順調です。スケート三昧の生活ですが、できるだけ太陽の光を浴びるようにしています。 めったに兄弟とも会えないのですが、ここにはJordan, Devin と Spencer三人兄弟全員と来ました。彼女はハワイにいます。それがちょっと残念なんですが、それでもなんとか生き延びています。」

 icenetwork の英文記事はこちら:

ところで、
Sandra Bezicって、あ、あのサンドラさんですね。
NBCのスケート番組で、タコ八郎みたいなスコットハミルトンと一緒に解説をしている女性ですね。
落ち着いた声をしていて(スコットは甲高い)、選手対するコメントに愛がこもっています。

 

 

 

こんな記事を翻訳してたら、俄然ブランドンを応援したくなっちゃいました。

今年の秋は一皮剥けるブランドンが、きっと見れるはず。

頑張れブランドン! 頑張れコロラド組!

Bulletproof

 

毎年毎年、温度が上がっていませんか?

化粧品やさんでお肌の水分を測ってもらったら、ふだんよりうんと低いんです。

汗かいているのになぜ?

 

今日は、昨日あたり皆が固唾をのんで見守った、ヨナちゃんのEXが発表の日。


Bulletproof

 

私、このプロいいと思う。

途中、口角を上げる、ヨナの表情が好きです。
ちょっとお化粧が濃い気がするけど・・・
ウィルソンの振付もいいです。

演技者としてどんどん表情を増やしている気がします。

 

元気になるプロ、と喜んでいたら、

まあ、「フィギュアスケートYou Tube 動画」に、早速、けなしの書き込みが多いこと、多いこと。 
そんなに気になるんですか~?結局観ているんじゃない、と笑っちゃいます。
嫌いなら観なきゃいいのに、語らなければいいのに。
うんざりですわ。

ところで、La Rouxというグループ、イギリスのバンドらしいですが、この曲で初めて知りました。 ボーカルのお姉さんの容貌は、なんとも言えないけど、この曲にはひらめくものがあります。いい曲だと思いました。

テクノ音楽っていうのですか、そういうのは苦手なはずなんですけど。

アシュリーちゃんねるafter Liberty

 

久々のアシュリーちゃんねるの更新です!

 

アシュリーちゃん、ファンにフル・サービスです。

 

週末になって時間が出来たら翻訳をアップします。

ルッツジャンプがうまくいったこと、で本当に素直に大喜びしています。
また、自分の苦手なジャンプを避ける選手についてどう思うか、などの質問にも答えています。

ど根性で、男前で、それでもやっぱり可愛すぎるアシュリーちゃん。
頑張って!

 

夏・・・Prism 他

 

駅のホームで、
「あ、夏なんだ」と、しみじみ。

本当にきれいに晴れている。 嬉しくなりました。

海よりプールのほうが、夏と感じます。

いくつになっても、こんな風景いいなあ。

プールの絵を描く人、といえばこの人かもしれません。

 

 

デイヴィッド・ホックニー(David Hockney)さん。

イギリス生まれの画家で、現在はアメリカ合衆国・カリフォルニア州ロサンゼルスを拠点として活動する芸術家です。

 

 

日本人画家でも、素敵なプールサイドを描く作家さんがいらっしゃいますよね。

 

 永井 博(ながいひろし)さん。

右の「雨のウエンズデイ」よりも、
「ロングバケーション」のジャケットが有名かなあ。

 

 

 

 

 **************

昨日から、昔、さらっと知り合った人(袖が摺り合ったくらいの仲)のことを思い出します。

会って話した時間など半日にも満たないのに、20年以上経っても忘れないのは、ほんと何故なんでしょうか。

夏は、昔聴いた音楽も思い出すのです。

高校生の頃は、私はこの人の曲を何度も聴きました。

四人囃子は、さすがに間に合わなかったけど、Prismは昭和女子大の音楽講堂で、ライブを聴きました。

森園勝敏さんは、私の青春です。

 

今はyou tube というものがあり、こんな曲でも今は簡単に聴けてしまうのですね。

 Lady Violetta  (森園勝敏 / Prism)

 

 

夏、限定の曲ではないのですが、今聴くと、やっぱり切なくさせる名曲なのです。 

この曲もよく聴きました。

Love Me (森園勝敏 / Prism)

 

 

一年で一番好きな季節。 楽しみたいです。

つかこうへいさんご逝去

 

って、今日、たくさんの人がブログに書かれたと思います。

大学生の頃、つかこうへいさんはとても有名で、影響力の強い人でした。
風貌も、しゃべり方も、かっこよかった人で、
彼の作品の一つや二つ、観に行かなきゃだめ、みたいな感じがありました。
私も、松ヶ浦ゴドー戒、熱海殺人事件、寝とられ宗介など、観ました。
正直、そこまで何がすごいのか、分からなかったけど、
かといって何が何だかわけのわからない芝居というのでもなかったです。

ところで、チケットは、あの人気作家の芝居ということを考えたら、とても安かったと思います。
後で、本を読んであえてそうしているって知ったんですが、つかさんは自分の芝居の前列を
成金のおばさん(もしかしたら、農協のおばさん、って言ってたかも)が陣取るのだけは、絶対に嫌なので、チケットはどんなことがあっても、5千円(たしか)を超えないようにするって決めてたそうです。

今日、7時のNHKニュースでお亡くなりになったことを知り、
「またあの頃の人が亡くなったんだなあ」、という感を受けました。
朝日の夕刊に誰かが
「劣等感を持っている人間がどう生きるべきかを描いた作家」と話していましたが、同感です。

そういうこと描く作家って、他にあまり知りません。

つかさん、憎まれ口を叩く人だから、もっと長生きするのかと思った。
ご冥福をお祈りします。

その他、選挙の結果など:
勘弁してくれ、という人がやっぱり比例で勝っちゃって、全然似ていない自身の似顔絵に色塗っているのなんかみると、悲しいです。

自民党を応援したことは一度もないのですが、谷垣総裁の笑顔を見ると「良かったね」と思ってしまいます。 よく耐えました。
人間的に、この人はまともな人に見えます。
離党した人達(マスゾエとか、おじいちゃんたちとか、鳩山の弟とか)がいない分だけ、この党はましになったかなあ。

消費税10パーセントを切り出したのが敗因?
そうじゃないと思うなあ。
子ども手当? 所得制限を設けないなんて、おかしいよ。 
とても強い差別的なメッセージを発進していると、早く気づいて欲しい。
一人一人の生活っていうのも大切だけど、
自分のことしか考えられない国民にすり寄るのだけが選挙じゃないよ。

などとなどと、考えてもわからないことを、つかさんならどうやって斬ってくれるのかな、と思う。
「自分で考えれば」とかっていいそう。

You Light Up My Life…

既出ですが、

彼女以上に心に滲みるスケーターは、やっぱりいないみたいです。

So many nights, I’d sit by my window,
Waiting for someone to sing me her song.
So many dreams, I kept deep inside me,
Alone in the dark, but now you’ve come along.

And you light up my life,
You give me hope, to carry on.
You light up my days
And fill my nights with song.

Rollin’ at sea, adrift on the waters
Could it be finally, I’m turning for home
Finally a chance to say, “Hey, I Love You”
Never again to be all alone.

And you light up my life,
You give me hope, to carry on.
You light up my days
And fill my nights with song.

You, you light up my life
You give me hope to carry on
You light up my days
And fill my nights with song
It can’t be wrong, when it feels so right

Cause you, you light up my life
So many nights, I’d sit by my window,
Waiting for someone to sing me her song.
So many dreams, I kept deep inside me,
Alone in the dark, but now you’ve come along.

And you light up my life,
You give me hope, to carry on.
You light up my days
And fill my nights with song.

Rollin’ at sea, adrift on the waters
Could it be finally, I’m turning for home
Finally a chance to say, “Hey, I Love You”
Never again to be all alone.

And you light up my life,
You give me hope, to carry on.
You light up my days
And fill my nights with song.

You, you light up my life
You give me hope to carry on
You light up my days
And fill my nights with song
It can’t be wrong, when it feels so right

Cause you, you light up my life

 *追記: 上の動画のYou Light Up My Life はホイットニーヒューストンが歌っています。

この曲は、同名の映画(邦題は「マイ・ソング」)のなかで主演のディディ・コンが歌っていますが、
吹き替えで、Kacey Cisykという歌い手の口パクだそうです。

映画は大ヒット(日本では1978年に公開)。 曲のほうはデビー・ブーンがさらにカバーして大ヒット。 邦題は「恋するデビー」だとか (たしかにあんまりな訳ですね)

映画の中の、You Light Up My Life

This is What You Are

 

こんなモンタージュを待っていました!

 

 

 

 

レイチェルが好きなこと、すごく伝わります。

I love this!

ミニ情報

 

Rachael Flatt talks upcoming season:

icenetworkの最近のインタビューです。

残念ながらこのサイトは、シーズンパス($14.95)を払わないと見れない有料サイトなので、動画はこちらでは見ることができません。

ざっとこんなことを話しています:

2週間イタリアにアレクシ・ギルスちゃんと出かけた旅行では、特に、シェナといういうところにある教会がよかったそうです。どこなんでしょう。大理石が敷き詰められている教会だそうです。 I couldn’t believe how amazing it was! と、いたく感動している様子でした。

大学の選択については、プリンストン大学に最後まで未練があったよう。でも最後はスタンフォード大学のキャンパスを実際訪れてみて、本当に奇麗で、「やっぱりカリフォルニアに戻りたい」と、スタンフォードに決めたようです。

大学入学を1年先延ばしにしたのは、それまであわただしい生活を送ってきて、一呼吸つきたかったからだそうです。1年間スケートに専念しますが、ずっとこれまで学校とスケートを両立すべく生活して、スケートオンリーというのは初めてなので、逆にヘンな感じも少しする、とのことでした。

この他には、これまで時間があまりなくて十分できなかった、ダンスのレッスン、モダンバレエのレッスンをいくつか受け、来シーズンのプログラムに活かしたいと言っております。

新プロについて、詳しい話はまだ話してくれませんでしたが、ショート、ロングとも、この前のsing sing singにあるような、楽しい、ダンスの要素が多いプロだそうです。
本人、It is so interesting! と言っております。 
楽しみですね。

 

早稲田大学卒業式前夜祭でのゆかりちゃん:

ちょっと古くなりますが、

早稲田大学校友会のコミュニケーション誌『早稲田学報』(2010年6月号/1181号)に、今年3月に行われた校友会主催イベント「卒業式前夜祭」のレポートがあり、彼女の写真が掲載されています。

てか、今日部屋を片付けるついでに、ビニール袋に入ったままの『早稲田学報』を袋を破いてパラパラめくってみたら、
おおっ!ゆかりちゃんではないですか。

著作権の問題とかあるのかな~。 でも、ワセダカード使っているし、許してね。

 

ひと際目をひく美しさ、ですね。

この前夜祭で、ゆかりちゃんは稲魂賞受賞者の一人として挨拶しています。
稲魂賞とは、校友会活動に貢献し学術・スポーツ・芸術などさまざまな分野で活躍した校友を表彰するもので、ゆかりちゃんは、世界選手権やグランプリシリーズなどフィギュアスケートでの実績や校友会主催のスケート教室での活動が評価された、とのことです。

ゆかりちゃんの他にも、水泳の古賀淳也選手、北川麻美選手などが受賞しています。

 

 

 

 

べるるんQP、誕生しました:

 

ADSLとべるるんは仲良し。

シュル太、可愛いです。
べるるんも誇らしげな様子。

ほかにもたくさん写真がありますよ!

シュル太に首ったけ

 

蒸し暑い日が続きますが、皆さんお体に気をつけて!
見に来てくれてありがとうございます。