3月2010

Time To Say Goodbye

 

Time to say good-bye

これは、中野友加里さんの、幻の来季エキシビッションプログラムだった、そうです。

3月19日、愛知県江南市で行われた、中野友加里さんファン感謝デーに行って参りましたので報告いたします。

**3月22日に追記しました 
Time to Say Goodbye (by ann-donuts)
ゆかりん太郎の里帰り(by 粘土天国)

**3月29 日に追記しました
さよならの向う側 – Yukari Nakano Montage – (by richq10)

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ゆかりちゃんの印象 —- きりり

「 ゆかりちゃん」っていうより、中野さん、姐さん、できる上司って感じでした。
いわゆる天然ボケとか、トロい、とかそういう要素は見当たらない。

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 早めに会場について、気持ちは牧場に出かけた牛のように、白昼夢におちいっていたら、

「お飲み物はもうお伺いしていますか?」

あの夢にまで出てきたお顔が目の前にありました。

 

普通の人より、顔の大きさが3分の1くらい小さくて、
肌が抜けるように白い。
薄化粧だと思うんですが、とても綺麗。

 

でも、なぜか今日のゆかりちゃんはウェイトレス・・・

 この四月から大学生になるという男の子が
「紅茶、もう一杯お願いします」と声をかけると、

すぐに
「追加400円頂きますよ」と、サラッ。
特別に愛きょうを振りまくでもなく、普通。

 

でも、一緒にお写真をとりますよ、となると一瞬にして、写真に映える角度の笑顔を作ります。
モデルさんのようです。

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引退にあたっては、多分、1か所どこかでショーを開いてドーナツスピンをくるくる回った方が、彼女にとっても楽だったと思う。

1500円で、飲み物2杯、食事、ケーキと手作りクッキー、握手、ウェイトレスして、子供を抱っこしてトランプやったり、
写真、サイン攻め、疲れた顔もしないで、

4日間の激務をこなしていたんですねぇ。

 

 

完全ふっきれているというか、

もう、前しか見ていないというか、

 

ゆかりちゃんがフジ内定というニュースをきいたとき、
彼女が優秀であることは事実だろうけど、あのフィギュアの中野友加里、ということで内定を貰えたってことはあるんだろうな、と思っていました。

 でも、今日彼女を見て、そんなのなくても、

この子がテレビ局入社試験の面接の日にいたら、普通に合格させるだろうな、と思うくらいの、他の人とは格段に目を引く

美しさ、利発さ、そしてオーラ。

必ずフジは、彼女を表に出すでしょう、と確信しました。

それでも、私が勝手にそれまで抱いていた、
彼女の、はかなさ、切なさ・・・そういうものは感じなかった

(来てよかったのかな、と正直思った)

 

寂しさが何もないわけではない
3月春の日でした。 

帰りは、さっきの4月に大学入学するという男の子と大阪までご一緒しました。

宴に来る前、高校の卒業旅行を終えたばかりで感傷的になっていた彼。

「一つの季節が終わったって感じです」

 そう、宴はもう終わったんです。
自分も頑張んなくちゃな、・・・と新幹線の窓の景色を見ながら決心しました。

 ******

 

たくさん写真を撮ったのですが、アップしきれないので、ごく一部。

あちらで一緒になったカメラマンさんや、綺麗な写真をいっぱい持っている人から写真を送ってくださるとご約束をいただいたので、後日また追記としてアップします。
(写真のブログへの掲載については、中野友加里さん、背景に映っている方のご承諾をいただいております。)

Yukarin Festivalへどうぞ

 

 

 ***追記: あんドーナツ様と粘土天国様がまたまた素敵な動画を作ってくださいました。お二人とも仕事が早い!!

Time  To Say Goodbye

 

 ゆかりん太郎の里帰り

 

*** こんどはRQ様が、ゆかりちゃんのモンタージュを作ってくださいました。 
百恵ちゃんのこの曲と、合うなあ、ゆかりちゃん。
全然タイプは違うんだけど、レイチェルにもこんな風に、いつまでも愛されるスケーターになって欲しいな。 

 

さよならの向う側 – Yukari Nakano Montage
 

 

ワールド壮行会 / 2010 Worlds send off

 

久々にレイチェルの顔が見れた!
トリノワールドに向けて、地元のスケートクラブBroadmoor での壮行会のようすです。

 

 

元気そうだね!

 

もう一人、トム先生の一番弟子、ライアンブラッドリー選手も。ちょっと前までつぶやきが重かったけど・・

It’s not over, until I say it’s over. 7:06 AM Mar 9th via web
自分がこれで終わり、というまでは終わらない。

The moment they tell you that you can’t do something, go do it. 12:41 PM Mar 12th via web
他人が君に、おまえは何もできやしないさ、といったそのときこそ、やってみせるんだ。

 

怪我でもして、欠場しちゃうのかな、と心配してました。

 

 

I will see you all in Turin 😉 12:04 PM Mar 14th via web
トリノで会いましょう。

I know there are a lot of rumors going around, but I want to let you know that I am AOK. It’ll take more than a little break to take me out. 10:35 AM Mar 16th via web
いろんな噂が駆け巡っているみたいだけど、私は大丈夫だと君に伝えたい。
ただ、自分が出かけてみようかなと思うにはもう少し時間がかかる。

 

大丈夫そうですね。

キスクラでトム先生、2回見れるのも楽しみ。

頑張れ、コロラド組!

Our truest life is when we are in dreams awake

って、となりのツィッターでワグナーちゃんがつぶやいている。

前からどんな意味なのか、気になっていた。

われわれのほんとうの人生は、夢をawakeな状態で・・・呼び起こされた状態で、生きているときである?

ヤフーをひいたら、同様の質問について、次のようなアンサーがありました:

Our best, most honest life is when we are living our dreams – meaning, doing what we want to do or have dreamt of doing.

ふうん・・・最良の人生、正直な人生とは、自分が夢見たことを求めて生きているときだ、みたいな感じですかね。

最初は全然逆の意味にとっていました(夢から覚めたときが本当の人生、だなんて)。 いかんなあ。

がんばれレイチェル、じゃなくて、がんばれ自分、ですね。

定訳: 「真の人生は夢が目覚めたときにある」
(Asagon様、どうもありがとうございます)

がんばれレイチェル その3 / Carry On Rachael No3

全米後、五輪前にまとめた記事です。

みなさまこんにちは。いよいよ五輪が始まりますね!

全米後、学校に戻ったら

レイチェルフラット選手が、全米選手権で優勝した翌週の火曜日、学校に戻るとCheyenne Mountain High Schoolの生徒全員出席して体育館みたいなところで祝賀会が催された様子。

ジーンズ姿で登場したレイチェル。結構小柄。

試合前は堂々と見える彼女も、大勢の人前で話すのは試合以上のプレッシャーを感じるそうです。膝がガクガクしていたらしいです。

“I’m sure you’re all excited that we have a shorter classes today,” Flatt said.

「みんな嬉しいのは、このせいで授業が短くなったからでしょ。」

以下は、学校での祝賀会の様子です。

校長先生やら、地元のBroadmoorスケートクラブの会長がスピーチをしました。レイチェルの演説がつつましくて、むちゃ可愛いです。

(要約)

レイチェル:全米チャンピオンとして五輪に行くことができるというのは、とても嬉しいです。全米では二つのプログラムとも練習の成果を出すことができました。

(スクリーンに映るフリーの演技)

スケートクラブ会長:彼女は、強くて、何事にもひるまない。方法論を追求する選手であり、安定していて、そのときの課題をきちんきちんとやり遂げる。落ち着いていて、ぶれがない。常に溌剌とした演技を心がけていて、spokaneでも立派にそれをやりとげました。

レイチェル:立っているだけで、脚がガクガクします。五輪でのアメリカ代表の選手の活躍全てが楽しみです、頑張ります、応援してね!

会長:みんなでレイチェルを応援しよう。
いいかい。Go for gold, Rachael!

学校を大事にするレイチェルでも、やはり一年のうち、何週間は遠征で学校に行けないみたいですね。クラスメートは彼女がスケーターということは知っているようですが、

誰かに聞かれるまでは、スケートの話を自分からすることはないそうです。みんなから祝福されて嬉しそうです。

よかったね、レイチェル。

Savor Vancouver experience 五輪のすべての瞬間を味わう

今後の練習について

“I don’t think there’s too much work that can be done in two weeks,” Flatt said. “That’s why we’ve prepared the entire year ahead of this point. I think at this point it’s just maintaining the level of training I’ve been doing and just working on a few details to ramp up my programs more.”

「あと2週間でやれることなんてそんなにないと思う。そのために1年全体を通じてスケジュールを立ててきたのだから。この時期にやることいったら、いままでやってきているとレーニングのレベルを維持することと、プログラムの細かいところの詰めをするだけです。」

レイチェルについて、偉いなあと思ったのはここ。昔試験前になると、あたふた新しいことに手を付けよう焦っていた自分とは大違いだなあ。

バンクーバーは、両親(JodyとJim)と一緒に出かけるそうです。

一番楽しみにしているのは、2月12日に行われる開会式だそうです。彼女出席です。

以下、icenetwork.comからの記事の抜粋

“I’ve heard from a lot of the past Olympians that it’s one of the best experiences, because you really get the sense of community with your team and it’s where you feel the true sense of camaraderie.”

「これまで五輪に出た人に聞くと、一番の思い出が開会式と皆さんおっしゃります。チームUSAっていう一体感を一番強く感じるし、本当の意味での仲間意識が芽生える瞬間だと聞いています。」

メンター(師匠)である、Dorothy Hamilが彼女に与えたアドバイスは、keep a journal,
日記をつけろ、ということらしいです。

“We’ve actually talked a lot about her Olympic experience and kind of what I should expect,” Flatt said. “She’s been wonderful in that she’s told me to enjoy every moment and write everything down because you’ll want to remember.

“I think I’m going to follow through with that idea. For all I know it may be a once in a lifetime opportunity, so I’m going to savor each moment and hopefully remember them all.”

「彼女と五輪の経験についてたくさんのことを話合ってきました。どんな心構えでいるべきかについて話してくれました。 彼女が私にくれたアドバイスは、どんな瞬間も楽しみ、それを書きとめること、ということです。後になって、思い出したいという時がきっと必ず来るはずだからって。こんなことを言ってくれる彼女って、ほんと、素晴らしい人だなあと思います。

そのアドバイスに従おうと思っています。多分、このような機会は人生の中でも一回きりだから、五輪のあらゆる瞬間を味わい、出来ればそれを全部記憶にとどめたいです。」

ドロシーハミルが自伝A Skater’s Lifeを書こうとした時に、いかにオリンピックの経験の多くを忘れ去ってしまっているか驚いたそうです。

全米とは違って、五輪ではそんなに期待されていないことも、十分承知してるようです。

“Going in to the Olympics I have nothing to lose, I’m going to enjoy every moment of it and skate all out,” Flatt said.

「オリンピックに行くうえで、私には失うものは何もない。あらゆる瞬間を堪能し、思いっ切り滑る。」

Hamill, for one, has little doubt her protégé will skate well and make the most of the experience. “Rachael has a good head on her shoulders, much more so than I had,” she said. “I’m not worried about her losing focus at all.

ハミルも、自分の弟子が自分のスケートを滑り、五輪の経験から多くを学ぶことができることについては、全く心配していません。

「レイチェルは私なんかよりずっと賢い子。自分で自分を見失うなんてこと全然心配してない。」
(意訳、誤訳、妄訳はご容赦ください)

もう、空港に着いたみたいですね。あ、出発前に、スーツケースの中で、連れて行ってとせがんだ犬はこんな犬。

Okay…Fred and Ethel are sitting IN my suitcases! Hard to move two 100 pound dogs! They are forces of nature! LOL!

開会式、映るかな? 楽しみです。 日本の選手も見れるかなあ。

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追記: 星条旗をフェイスペインティングしたりと、彼女五輪をとてもエンジョイしていましたね。

よいファンのサイトとするために / Any suggestion?

 

 

 何かよいお考えあります?

このサイトを作ろうと思ったときは、

これをもしレイチェルが見てくれたら、頑張ろう!って思ってくれるようなものにしようと思ったんだけど・・・

何かこのままだと、単に管理人の自己満足なブログで終わってしまいそう。

そうじゃなく、

あなたのこういうところが好きとか、
これまでの中で好きなプログラムとか、
今後、こんな感じのプログラムを踊って欲しいとか、
こういうところ、こんな風にしたらもっといいんじゃないかとか、
大学も大変になるだろうけど、なるべく長くスケートを続けて欲しいだとか、
ただ単に、レイチェル愛しているとか、

日本にもたくさんレイチェルのファンがいて
何かそういうファンの気持を表現して、
できればなんらかの形で、彼女に伝えたいと思っているのですが・・・

なにかいい方法あるかなあ

2008ワールドジュニア / World Junior

今、ジュニアワールドやっているそうですね。

個人的には、アシュリーワグナーちゃんが辞退してしまっており、あんまり観る気が起きないのです。
ごめんなさい。

彼女の辞退の理由は、あの「韃靼人の踊り」をジュニア用に30秒カットすることが無理だというコーチの判断らしいですが、それは納得です。
本当にいいプログラムだもん。

今回は、二年前の2008年のジュニアワールド。
この大会で優勝したのは、愛しのレイチェルフラット選手です。

15歳でした。

たしか、深夜のフジテレビかどこかで放映していたのを覚えているんだけど、自分がチャネルをつけたときには、レイチェルは演技を終えていたみたい。

西野友毬選手でも、長洲未来選手でもない、また新しいアメリカの選手が優勝したんだ~ふうん、アメリカもいろんな選手がいるんだなあ、くらいにしか思っていませんでした。

ショートのプログラムは、ガーシュインの It Ain’t Necessarily So

ローリー・ニコルさんではなく、トム・ディクソンというかたが振付だそうです。

It Ain’t Necessarily Soという曲は、歌劇『ポーギーとベス』からなんだそうです。

「必ずしもそうじゃないぜ」というのが邦題らしいです。

とにかく、俺様がお前らに説教してぇのはな、
物事ってぇのは、いっつも、必ずしも、
そうじゃねぇってことなんだよ!

(訳:関西のチェロ奏者、岩田倫和さん)

この演技は好きだなあ。 15歳ながら小粋に表現できている。

このあと、すぐショートが終わってのブースで話すレイチェルです。  

レイチェル・スピリット出ています!

翻訳

わぉ、うまく滑れた。
パーソナルベストも更新できました。今のこの嬉しい気持ちは言い表すことができません、
ルッツ、トゥループの3-3を跳ぶときは、どうやれば跳べるのかは分かっていたけど、思っている通りにできた。

ああ、自分でもベストな滑りができたっていうこの気持ち、ああ、ほんとに嬉しいなあ。

このプログラムのメッセージ、ストーリーを表現したかった、私がスケートを好きでたまらないってことをわかって欲しかった。自分の演技からそれがわかってもらえたら、嬉しいな。

今夜、滑り始める前、氷に自分の右足をつけた瞬間、少し怖くなった。「あ、どうしようって」少し、怯えた。

でもすぐその後自分に言い聞かせたのは
「自分はできる、やってみせる、それも立派にやってみせる」ってこと。
実際うまくできたと思う。

はい、ですから、自分のスケートに大変満足しています。はい。

(これでいいですか。大丈夫?)

 

可愛いなあ・・・・・・

そしてレイチェルをジュニアチャンピオンに導いてくれたフリーの曲、

 

 

ロマンティック・ラプソディ

やっぱり好きです。

シニアワールドでもがんばれレイチェル!

レイチと未来 / Rach & Mirai

レイチェルと長洲未来 2008、2010それぞれが全米チャンピオンで銀メダリスト。二人で五輪のアメリカ代表。 二人はライバルっつうことになるんでしょうか。 そんな知らない周囲の心配はよそに、10代の若い娘たちは仲良くやっているようです。 レイチのツイッターをみると

@mirai_nagasu you are sooooo busy on twitter, tonight! LOL! 未来、今夜あなたのツィッター混み過ぎ!

なんてこともつぶやいているし。

代表入りした二人を祝ったこんな写真もあるし。

レイチが両親と一緒にいる姿はよくマスコミに出ているけど、未来ちゃんも家族思いの女の子のようですね。 はっちゃけちゃってた全米後のインタビューでも、 「景気のせいで実家が経営する日本料理屋の客の入りもよくなかった。これまで自分がスケートをするために、両親は大変な犠牲を払ってきてくれたけれど、今回の五輪代表の切符は、そんな両親の苦労に報いるものになると思う」とホロリとすることをいってたっけなあ。 二人はま逆のキャラのようにも見える。 だけど、トム先生がバンクーバー日記がこのように書かれています。

It has been a lot of fun for both Frank and I to be around these two bubbly teenage girls. Our bus rides have been an eye opener and mostly full of giggles. And while Rachael and Mirai couldn’t be more different, they both have a lot in common. フランクも私とも、陽気な十代の女の子と二人と一緒にいることはほんとに愉快でしかたなかった。バスに乗っているときも、しょっちゅう驚かされっぱなしで、笑いが絶えなかった。レイチェルと未来はまるっきり正反対の性格なのだけれど、二人にはたくさんの共通したところもある。

  今年の全米後、実はレイチは未来ちゃんと比較されて厳しいご批判を受けていました。 たとえば、  「『未来の芸術的な演技に比べて、レイチェルのスピンは遅くて重い。未来が優勝すべきだった』とか書いてる記事読んで、あなたどう思う?」と五輪の記者会見で、本人に面と向かって失礼な質問する記者もいたみたいですね(こら~)。 レイチェルは、

I’m just taking it as constructive criticism,” she said during a U.S. news conference. “I’m having the time of my life. 建設的なご批判として受取ります。 ただ、私は今はこのオリンピックの時間を楽しんでいたいんです。

と唇きゅっと結んで答えていたみたい。

トム先生は・・・・

“Some people like apple pie, some people like cherry pie,” he said. “Both can taste good.” アップルパイが好きな人もいれば、チェリーパイが好きな人もいます。どっちもおいしいですよね。

 ほんとにそう思います。 私はレイチェルびいきですが、 未来ちゃんの才能を認めないわけにはいかない。レイチェルもきっとおんなじだと思います。

以下の記事は、去年のスケートカナダの後にべつのフィギュアのサイトで書いた記事。 この頃の心配は、もう完全にぶっ飛ばしてくれている彼女でした。

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グランプリシリーズ・スケートカナダ2009のフリープログラム後の長洲未来選手のインタビューです。 この大会、長洲未来選手はショート、フリーとも3位、総合は4位(156.83)と惜しくも表彰台を逃してしまいました。ちょっぴり失意のなかのインタビューです。まずは演技の方をどうぞ。 曲目は歌劇「カルメン」です。

インタビュー翻訳

Youtubeをみにいく

(ライブ・インタビューを待っているミライ。背後ではシズニーの滑る「ドクトル・ジバコ」が流れている)
(キャロライン、登場)(キャロラインとミライ、顔を見合わせお互い抱き合う。うつむき何かいっているキャロライン)
ミライ「うん、観てたわよ。どうしたの」
キャロライン「うん、なあんにもできなかった。フリップで2回転んだ。だから『見てなさい、3回転サルコーに2回転のトゥージャンプをつけて見せるわよ』って意気込んじゃったんだけど、その結果、ジャンプ3つのコンボがカウントされなかった。プログラム全体でダブルにならなかった唯一のジャンプだったのにね。で、あなたは?よかったんでしょ」
ミライ「う、ううん・・・」
キャロライン「え?」
*****
インタビューアー:素晴らしいフリーでしたね。ご自分ではどう評価していますか
ミライ:はい、自分ではとても頑張ったなと(I’m very proud of myself)・・・あ、すみません。失敗しちゃった。 (最初のインタビューの出だし少し失敗。やり直し)
インタビューアー:素晴らしいフリーでしたね。ご自分ではどう評価していますか。
ミライ:う、ううん と、フリーはよかったと思っています。中国杯よりかはずっとよかったな。でも、中国杯以上に自分に腹が立っちゃっています。なぜかというと、もしダブルジャンプがダウングレードにならなかったら、メダルをとれたかもしれないので。いつもメダルを持って帰って来てと期待されますから。ううんと・・・でも、これからもっと努力すれば試合でも負けないようになれると思います。
インタビューアー:コーチを変更されて、現在フランクキャロル氏についていますよね。フランク氏にコーチが変わってジャンプへの自信は取り戻されましたか。
ミライ:ああ・・・フランクコーチは、なんというか、お尻を叩いてくれます。なぜなら・・・中国杯では、自分は心が折れていました。ショートが終わった時点で、一番いい位置についていたんですが、それが指の間からこぼれていくのを知ったとき、椅子から崩れ落ちそうでした。で、その時コーチから『君、もしここで泣くようなことがあったら、もう二度と試合には出さないぞ』って言われたんです。その時わかったのは、ああ、他の何よりも・・・自分にとっては氷の上に立つことが一番大事なんだなってことです (I’m really proud of myself for being here) 本当に試合に出たい。試合に勝ちたい。・・・試合に出るたびに、一歩ずつ正しい方向に向かっているんだと感じます。
インタビューアー:どうもありがとう。頑張ってください。
ミライ:どうもありがとうございました。
ご参考(ナガスミライ・キャロラインジャン選手プロトコル) 今年のスケート・カナダ大会は観た後なぜかスカッとせずもう、しばらくフィギュアスケート見るのやめよ! という気になっておりました。そんな折、これを観て、救われたというか、そんな気分でした。いつも晴れの日ばかりじゃない。ありがとうね、二人の少女達!

いざ訳そうとしたんですが、インタビューやり直しの直前に長洲選手の言っていることが聞き取れず、何度も繰り返してやっと「I am very proud of myself」って言っているのがわかり、「なんだこんな簡単なことも聞き取れなかったんだ」とがっかりしました。で、その次これを日本語に訳そうとしてもわからなくて。 日本語でこういう表現ってあんまりないですよね。どなたかいい訳があったら教えてくださいませ。 (ただ、翻訳の間違いや適当な端折りについてはお許しを!) 星ぃぃぃ~伴ん~(『巨人の星』名場面より by 王様)

がんばれレイチェル その2 / Carry On Rachael No2

 

五輪が終わっちゃて、気が抜けた気もします。 

ふと、となりに貼ってあるツイッターで、レイチェルが、
my favorite pre-Olympic moments(五輪前のお気に入りの瞬間)ってつぶやいているから何かと見てみました。 

New York CityのRockefeller Plazaで、リュージュの体験? 

 

 

NBCを見てみる

 

  

長野五輪で、リュージュ銀メダリストのGordy Sheerがなんかとってもいい味だしています。
(かなりツボかも・・・) 

同じく、Rockefeller Plazaの野外リンクで滑るレイチェルです。全米1週間前の映像。 

スクール水着みたいな衣装で、風邪ひきそう・・・。元気だなあ 

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TODAYという、日本でいったら「おはよう日本」みたいな毎朝やっているテレビで放映された映像です。小雪の舞う、ニューヨークのロックフェラー野外リンクで、全米1週間くらい前に元気に踊ってくれています。 

 

TODAYを見る 

(念のためにリンクもつけておきます。)http://www.msnbc.msn.com/id/26184891/vp/18424824#34765532 

翻訳 

Q (Matt Lauer) : おはよう。17歳とお聞きしました。初めてのオリンピックに挑戦ですね。オリンピックってあなたにとってどんな意味?
すごい大きな意味です。
嬉しくて楽しくて、全米も、もうワクワク。そのあと、オリンピックの代表に選ばれたらいいなあ。
今まで一生けん命練習してきたので、後はそれをやるだけ!
 

Q:  全米直前ですが、もう覚悟はどうですか。
いつもやっていること、練習してきたことを試合に出せるように、集中するだけです。
なにより滑るってことを、思い切って楽しんでやりたい、それだけです。
 

Q: 4歳からスケートを楽しんできて、学校生活とスケートこの両立は大変じゃないですか。
ええ、そうです。時間管理はとっても重要なスキルですけど、
だんだん上手になってきたと思うんです。この一年はうまくいったなあ、もっとうまくなれたらいいなあ。
 

Q: ドロシーハミルがメンターですね。私も彼女がオリンピックに行く前、同じ高校に通っていたんですよ。
いろいろ役立つことを言ってくれるのではないでしょうか。
はい。彼女は人生経験が豊かな女性で、この一年、彼女にはほんとに励まされました。
彼女にこれまで見ていただいて、ほんと、よかったです。
 

Q: 来年の幸運を祈ります。今日はこれからあなたの演技を見せてもらえるんですよね。
はい! 

大事な試合前というのに、レイチェル、風邪ひかなかったのかな。 若いなあ。 

このTODAYの画面の横をスクロールしていくと、小さな画面のところに、Evan Lysacekの映像もあります。やっぱり、スケアメ後、全米前のロックフェラーリンクの映像です。
Brian Anthony Boitanoがアメリカに金メダルを持って帰ったときは、エバンはまだ2歳。今こうして、最強のアメリカ男子スケーターの中で、ともに金メダルを目指してがんばって行けるのはとっても嬉しいと言っております。応援のバナーも有り難いと言っております。
白い野外リンクで観る黒い火の鳥もいいですね。 

次回は全米後、学校に戻ったレイチェルについてです。 よろしくお願いします。 

 

がんばれレイチェル その1/ Carry On Rachael No1

 

今年の全米前に作ってみた記事です!

  

 

今年、3回目の挑戦で、やっと全米チャンプになれたレイチェルの応援シリーズその1です。日本では、注目度はミライちゃんが圧倒的ですが、チャーミングな選手なので、みなさんも応援してくださったら嬉しいです。 

1回目は、NBCによる学校とスケートの両立に奮闘する彼女とその家族の生活についての映像です。今回アメリカ在住のかたによい素材を探していただきました。どうもありがとうございます! 

 

(翻訳) 

これから、木曜日に行われた女子のショートプログラムを振り返ってみましょう。トップ10の最初の選手は、レイチェルフラット選手です。アメリカ女子選手のなかでは、彼女はもっとも安定した成績を治めている選手です。昨年、おととしと二年連続、全米2位の成績を収めました。ただ、オリンピックのアメリカ代表となることは、彼女が持っている多くのプライオリティのうちの一つにすぎません。特に、高校最終学年の彼女にとっては。 

(岩の映像)  すべてのことを全部一緒にやってバランスを維持しようとすることは容易なことではありませんし、誰もそうだと思います。自分は、一つのことをその時その時に集中してやる、ということが得意です。あそこに見える岩。あれが、私にとって、「安定性」ということのシンボルかな。性格としては、前向きで頑張りタイプ、なのかなと思うのですが、なかなか、毎日前に進めるわけではないですねぇ。ただ、なんとかそうありたいと思います。 うふふ。  

(Cheyenne Mountain High Schoolにて)  今年必ず高校を卒業したいです。 6時30分からAP(飛び級)英語、物理、解析学、フランス語の授業を受けています。実際やってみると結構しんどいですね。なんとか全てをこなそうとして、ストレスが溜めこまないようにするのも、難しいですね。誰もこんなスケジュールは立てないだろうし、自分でも、ときどき「あれ?なにやってんだかなぁ」なんて思っちゃうことがあります。
 
(トム・ ザクラジェックコーチ)  彼女にとって一番の課題は、その完璧主義的なところをどうするかです。毎回、完璧な演技をしようといますが、ときに熱心さの度が過ぎることもあります。私としては、なんとかその彼女がバランスを保つことができるように手助けをしたいです。プログラムは修正していますが、まだその完全版を見せてはいません。全米までには、必ず最高のものになっているでしょう。彼女は1番になるはずです。だって、彼女は実際全米女子で一番の選手ですから。 

(レイチェルの両親) 私たちにとっても、常にどうやって均衡を保っていくのか、等式の右と左のバランスをどう保つかが課題です。ジュディも私も、お互い話し合って忘れないよう心がけていることは、どんなに頑張っても、娘も完璧ではなく、1日24時間、1週間7日という、他の誰もと同じ限られた時間しか持っていないというこです。 

犬、でっかいですねえ。レイチェルの父がむぎゅっと娘を抱き締めてチューしているのが印象的です。  翻訳では「ハード」=大変、容易じゃない、困難としか訳しようがなかったのですが、本人の顔を見るとそんな悲壮感はないです。なんかこのあたり、上手な訳しかたをアドバイスいただけたら嬉しいです。 

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その他、地元のデンバーポストという新聞にも、Colorado Springs teen figure skater balances Olympic hopes, scholarly dreams(コロラドスプリングのティーンエイジャー・スケーター、オリンピックの希望と学者の夢の両立)という記事が掲載されました。     

work-hard, play-hard 

レイチェルがアプライしたのはUniversity of Denver, UCLA, Stanford, Princeton, Duke, Harvard, Yale, Johns Hopkins and Dartmouthの9校。多いですね。Bを1個もとったことがない、つまり全Aらしいので、まあどこか受かるでしょう。文武両道、頑張れレイチェル! 

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最後にやっぱり観たくなる、この映像の続き。「陽気ではじけた自分の性格がよく出ていて、大好きなプログラム」「みんなも一緒に踊って欲しい!」(by レイチェル) 

 

sing sing sing 

 

もっちゃりだけど可愛いレイチェル、よろしく応援お願いします。 

次回は、雪の中ロックフェラーセンターの野外リンクで踊るレイチェルをお届けします!

似ている?/ Does she look like Renee Zellweger?

 

ある方がレイチェルを見ると、ブリジッド・ジョーンズを思い出す、

と書かれているのを見て、それは! 言えてると思いました。

「ブリジッド・ジョーンズの日記」に出てくるレニー・ゼルウィガーに似ているのか、それとも映画の主人公、ブリジッドに似ているのか、よくわからないけど・・・・

この映画、もし観たことない人がいたらお勧めです。

結論、 二人とも可愛いのだ

 

 

 

 

 

 

お写真:Universal Picture, NBC